2010年1月18日月曜日

アルカサル -王城-外伝1


文庫発売で読み始めて、今月ついに最終巻……
もぅ買わないワケには行かないでしょう!

文庫になるまでなんて、
とてもとても待てないもん!

「アルカサル ー王城ー」外伝

本当に青池保子さんって
スバラシイ作家だと思います。

キチンと真面目に調べて調べて
描かれた物な上に、
ちゃんと面白い。
キャラクターもすごくいい。

元々大好きな作家ですが、
「エロイカより愛をこめての作り方」
を読んだ後は、特に思います。

尊敬〜。



アルカサル-王城-外伝 1
(プリンセスコミックス)



アルカサル-王城- (1)
(Princess comics)



アルカサル-王城 7
(秋田文庫 20-33)



「エロイカより愛をこめて」の創りかた
(マガジンハウス文庫)


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♪チウ吉さんでした(^^)/

幸福な王子-オスカー・ワイルド


磯谷友紀さんの「本屋の森のあかり」を読んで

幸福な王子を
あらためて読みたくなりました。

子供の頃に学校の道徳の本に載っていたのは「
幸福の王子」。

当時は、つばめのお人好しぶりにあきれるやら、悲しいやら、
の感想を持ちましたが、
どうもそれだけじゃないらしい。。。

そういえば、「本屋の森のあかり」を読むと、
読書したくなります。
作中の本の引用が上手くて引き込まれます。
これからの連載も楽しみにしています。

キスプラスで始まった「屋根裏の魔女」も楽しみです!


幸福な王子―オスカー・ワイルド童話集全集
西村 孝次 (翻訳) (新潮文庫)



幸福な王子―ワイルド童話全集
(新潮文庫)



本屋の森のあかり 6
(講談社コミックスキス)



ドリアン・グレイの肖像 - The Picture of Drian Gray
【講談社英語文庫】



サロメ

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♪チウ吉さんでした(^^)/

森脇真末味さんのおんなのこ物語


「緑茶夢」「おんなのこ物語」/ 森脇真末味 著

「のだめカンタービレ」や「BECK」「ピアノの森」など、
紙面から聞こえるハズのない音が、
流れ出てくるような感覚を受けるマンガは多々ありますが、

そのずーっとずーっと前に描かれた、
森脇真末味さんの「緑茶夢」「おんなのこ物語」は
その草分けではないかと思います。

この2作品からは、
ボーカルの声や曲を構成するそれぞれの楽器の音、
それを聞く観客のざわめきや息づかい、
熱気などが押し寄せて来ます。

それはたぶん登場人物が、
スゴク生身に近い感じがすることから来るのだと思います。

完璧でステキな少女マンガ的なキャラクターは
1人も存在せず、
弱かったり、偏ってたり、傲慢だったりと、
欠点が多いが何故か憎みきれないキャラクターたちが、
どっかその辺に居そうに感じるコトで、
そのキャラクターが奏でる音を想像できる→聞こえるようだ、
となるのではと思うのです。

ちょっと古いですが、
バンド話としても人間ドラマとしても秀逸で、
一読の価値ありです。

冬休みに久々に実家で読んだのですが、
初めて読んだ10代の頃とは
また違った面白さで読み返しました。

こういう風に思える、
年を経ても読むに耐えられる作品って「名作」だと思いませんか?
これは間違いなく、
いっぱいある「名作」の中の1つです!



緑茶夢(グリーンティードリーム)―スラン (小学館文庫)



おんなのこ物語(ストーリー) (1) (Chuko★comics)


おんなのこ物語(ストーリー) (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA836))


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♪チウ吉さんでした(^^)/